2010年11月30日火曜日

0415_本056

『忘れられた日本人』(宮本常一 岩波文庫)
が非常に面白い。
ロングセラーなのも頷けます。
江戸末期から明治、昭和初期までの田舎がどんなものだったのか、その肉声を現代に伝える貴重な内容でなおかつ分かりやすく平易な文章。

農村における夜這いの実態や、日々の暮らし、また「普通の人達」のメンタリティがいかなるものだったのか、今の日本人との懸絶ぶりがまた興味深い。
今の私たちとでは、意思の疎通すら困難ではないか、とも思ってしまう。
思えば遠くへ来たもんだ、とは今の我々にこそ似合う立場なんだな、と思い知らされてしまいます。

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